スタートトゥデイ/4~6月、広告宣伝費・荷造運搬費増加で減益
2018年07月31日 10:10 / 決算
スタートトゥデイが7月31日に発表した2019年3月期第1四半期決算は、売上高265億5200万円(前年同期比23.8%増)、営業利益58億7400万円(26.4%減)、経常利益58億5900万円(26.7%減)、当期利益41億6300万円(24.7%減)となった。
「ZOZOTOWN」においてはユニークユーザー数拡大とコンバージョンレート(ユニークユーザーの購買率)向上のために、ユーザーとブランド双方にとって魅力的なサイト作りに注力した。
引き続きユーザーの多様なニーズに対応できるよう積極的に幅広いジャンルの新規ブランドの出店を進めたことや、5月中旬にはセールイベント「ZOZOWEEK」を実施した。
採寸用ボディースーツ「ZOZOSUIT」を従来のセンサー方式からマーカー方式に変更し、4月27日から「ZOZOSUIT」の大量配布を開始した。
プライベートブランド「ZOZO」については、UネックTシャツ、テーパードデニムを販売していたが、6月からメンズ向けのカジュアルシャツの販売を開始した。
第1四半期連結累計期間の商品取扱高は704億600万円(18.2%増)、売上高は265億5200万円(23.8%増)、差引売上総利益は242億5100万円(22.2%増)となった。
差引売上総利益率(対商品取扱高)はその他売上高(運賃収入、決済手数料収入等)の増加により、34.4%(前年同期比1.1ポイント上昇)となった。
販売費・一般管理費は183億7600万円(54.9%増)、商品取扱高に対する割合は26.1%と前年同期と比較して6.2ポイント上昇した。
「ZOZOSUIT」の無料配布に伴う広告宣伝費の増加、荷造運搬費が増加したため販管費が上昇し減益となった。
通期は売上高1470億円(49.3%増)、営業利益400億円(22.4%増)、経常利益400億円(22.2%増)、当期利益280億円(38.9%増)の見通し。
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