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三菱食品/4~12月、コンビニ・ドラッグとの取引好調で増収

2019年02月06日 12:00 / 決算

三菱食品が2月6日に発表した2019年3月期第3四半期決算は、売上高2兆106億7400万円(前年同期比4.7%増)、営業利益131億5200万円(0.2%減)、経常利益144億9800万円(1.0%増)、当期利益96億3800万円(2.4%減)となった。

<品種別売上高明細表>
品種別売上高明細表

加工食品事業の売上高は6128億7900万円(4.3%増)、営業利益は26億8900万円(10.2%増)となった。

売上高は、コンビニエンスストア、ドラッグストア等との取引が伸長したことや、飲料類等が堅調に推移したことなどから、増加した。利益面は、売上高増加による売上総利益の増加等により、前年同期を上回った。

低温食品事業
の売上高は8085億3800万円(5.0%増)、営業利益は75億4600万円(9.7%減)となった。

売上高は、コンビニエンスストア、ドラッグストアなどとの取引が堅調に推移したことや、市販用冷凍食品、業務用冷凍食品等が好調であったことなどから、増加した。利益面は、物流コストの増加等の影響により、前年同期を下回った。

酒類事業の売上高は3613億1800万円(5.9%増)、営業利益は14億700万円(80.3%増)となった。

売上高は、卸売、コンビニエンスストアなどとの取引が伸長したことにより増加した。利益面は、売上高増加による売上総利益の増加などにより、前年同期を上回った。

菓子事業の売上高は2260億7500万円(3.0%増)、営業利益は21億6000万円(0.7%減)となった。

売上高は、コンビニエンスストアなどとの取引が伸長したことや、スナック菓子等が好調であったこと等により増加した。利益面は、売上高増加により売上総利益は増加したものの、販管費の増加をカバーするに至らず、前年同期を下回った。

<業態別売上高明細表>
業態別売上高明細表

通期は売上高2兆5500億円(1.5%増)、営業利益174億円(4.2%増)、経常利益185億円(2.7%増)、当期利益115億円(6.5%増)の見通し。

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