日本チェーンストア協会/9月の総販売額は2.8%増の1兆172億円
2019年10月24日 12:10 / 月次
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日本チェーンストア協会が発表した9月のチェーンストア販売概況(会員企業55社、1万515店)によると、総販売額は1兆515億円(店舗調整後前年同月比2.8%増)となった。
部門別の販売額では、食料品6682億円(0.6%減)、衣料品661億円(0.8%増)、住関品2160億円(13.9%増)、サービス21億円(2.0%増)、その他645億円(6.1%増)。
店舗調整前では、総販売額1.8%減、食料品5.5%減、衣料品7.5%減、住関品11.0%増、サービス14.7%減、その他7.4%増だった。
9月度は、食料品は農産品が相場安の影響もあり苦戦したが総菜等の動きは良かった。衣料品は気温高の影響もあり季節商品の動きが鈍かったが、住関品では駆け込み需要が見られたこともあり好調だったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、プラスとなった。
農産品は、キャベツ、豆類、きゅうり、きのこ類、カット野菜などの動きは良かったが、はくさい、大根、玉ねぎ、人参、トマト、ミニトマト、ほうれん草などの動きは鈍かった。果物では、すいか、りんご、マスカット、輸入ぶどう、キウィフルーツなどの動きは良かったが、柿、巨峰、みかんなどの動きは鈍かった。
畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉ともに動きは鈍かった。鶏卵、ハム・ソーセージの動きも鈍かった。
水産品は、刺身盛り合わせ、まぐろ、かつお、サーモン、切身、生秋鮭、生筋子などの動きは良かったものの、生さんま、するめいか、めかじき、うなぎ、えび、しらすなどの動きは鈍かった。
惣菜は、温惣菜では揚げ物、焼き物は好調だったが、中華の動きは鈍かった。要冷惣菜は和・洋惣菜ともに好調、弁当、寿司の動きも良かった。
その他食品は、乳加工品、飲料、米、牛乳、食用油、酒類、みりん、アイスクリーム、佃煮などは好調だったが、パスタ、練物、カレー・シチュー類、漬物、納豆、缶詰などは苦戦した。
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