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アオキスーパー/3~8月、内食需要増加で増収増益

2020年10月06日 10:05 / 決算

アオキスーパーが10月6日に発表した2021年2月期第2四半期決算によると、営業収益552億600万円(前年同期比7.6%増)、営業利益18億8100万円(314.7%増)、経常利益19億1700万円(282.0%増)、四半期純利益12億8200万円(302.9%増)となった。

小中学校等の休校や緊急事態宣言発令下での外出自粛の要請に伴う外食機会の減少、テレワークの増加、旅行機会の減少などによる在宅時間の増加を受け、内食需要が高まった結果、売上高は前年を大きく上回った。

新型コロナウイルス感染症への対策費用は増加したものの、店内の混雑を緩和するという観点から、これまで継続実施してきた広告の配布・配信を緊急事態宣言発令期間中に自粛した結果、販売費は減少し、利益面でも前年を大きく上回った。

同宣言発令下における食のライフラインとしての使命を果たすべく、前年と同様に予定していた臨時休業の一部を当第2四半期から第3四半期以降へ変更したことにより、前年同期と比較し、営業日数が増加したことも業績を押し上げる要因となった。

販売促進政策では、第1四半期から、生鮮食料品に強みを持つ食品スーパーである自社の特色を前面に打ち出し、月に一度、第2水曜日は鮮魚を中心とした「魚の日」、29日は精肉を中心とした「肉の日」として、旬の食材やお値打ち品を多数取り揃えた企画を実施した。

また、7月からのレジ袋有料義務化に先立ち、6月にオリジナルマイバッグを先着30万名にプレゼントするキャンペーンを実施した。

通期は、営業収益1065億円(3.0%増)、営業利益26億円(77.3%増)、経常利益26億6000万円(71.3%増)、四半期純利益17億円(145.6%増)を見込んでいる。

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