月島三丁目南地区/市街地再開発組合設立認可、2026年度に複合施設竣工
2020年11月05日 13:50 / 店舗
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三井不動産レジデンシャル、野村不動産、大成建設の3社は11月5日、東京都中央区月島三丁目南地区の「月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業」で、市街地再開発組合設立について東京都の認可を受けたと発表した。
月島三丁目南地区は、東京メトロ有楽町線「月島」駅と、都営大江戸線「勝どき」駅の間に位置し、清澄通りに面した約1.0haの区域。プロジェクトでは、約720戸の共同住宅のほか、建物低層部には商業施設を配置し、通り沿いの賑わいを創出するほか、子育て支援施設や約1,500m2の広場などを一体で開発する。
再開発事業により、細分化した土地を集約し不燃性・耐震性の高い建物を整備するとともに、道路の一部拡幅や地域住民が避難できる広場の整備に加え、災害時には帰宅困難者の一時滞在施設として建物を一部開放するなど、地域の防災性も高める。
月島エリアの立地特性を生かした住宅に加え、商業・子育て支援施設のミクストユース型の再開発により、多様な交流・賑わいを生むとともに、防災性の向上を図り、安心・安全で快適な街づくりを目指す。
今後も、権利者とともに、2026年度の竣工を目指し事業を推進する。
■これまでの経緯と今後のスケジュール
2014年3月:「月島三丁目28、29、30番地区市街地再開発準備組合」設立
2015年9月:月島三丁目27番地の一部を区域に編入
2018年2月:都市計画決定
2020年11月:「月島三丁目南地区市街地再開発組合」設立
2021年度:権利変換計画認可(予定)
2022年度:本体工事着工(予定)
2026年度:竣工(予定)
■プロジェクト概要
事業名:月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業
施行者:月島三丁目南地区市街地再開発組合
所在地(地番):東京都中央区月島三丁目27番の一部、28番、29番、30番
区域面積:約1.0ha
敷地面積:A敷地約5,640m2、B敷地約940m2
延床面積:A敷地約80,390m2、B敷地約1,200m2
主要用途:A敷地共同住宅、店舗等、B敷地店舗、子育て支援施設等
住宅戸数:約720戸(予定)
事業推進コンサルタント:本郷計画事務所
参加組合員:三井不動産レジデンシャル、野村不動産、大成建設
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