新小岩駅南口/住宅・商業・業務施設の複合再開発、2028年度完成予定
2021年08月30日 16:50 / 店舗
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三井不動産レジデンシャルと首都圏不燃建築公社は8月30日、「新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業」(東京都葛飾区)について、東京都葛飾区より都市計画決定の告示がなされたと発表した。
対象エリアはJR総武・中央線「新小岩」駅南口に位置した約1.5haの区域。区域内は駅前利用者が快適に過ごせる歩行者空間や潤いある緑地空間が不足していることに加え、建物の老朽化、防災上有効なまとまりのあるオープンスペースの不足などの課題があった。
南口駅前広場などの整備により、新小岩駅周辺の回遊性・利便性を高める。不燃性・耐震性を備えた約580戸の住宅、商業・業務施設を一体で開発することで、駅前の防災機能の向上と新たな魅力の創出を目指す。
2024年度本体着工、2028年度の竣工を予定している。
複合開発により、多様な人々の交流を生み、街に賑わいを創出するとともに、多様な世帯・世代がともに快適に暮らせる街づくりを行う。建物の不燃化・耐震化の推進、浸水被害にも配慮した防災対策に加え、帰宅困難者対策も実施する。
■新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業
所在地:東京都葛飾区新小岩一丁目地内
区域面積:約1.5ha
建築物の敷地面積:約5600m2
建築物の延床面積:約7万7110m2
建築物の主要用途:商業・業務・住宅
住宅戸数(予定):約580戸
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