日本チェーンストア協会/3月は食料品堅調、衣料品も動き1.3%増
2021年04月21日 11:00 / 月次
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日本チェーンストア協会が発表した3月のチェーンストア販売概況(会員企業56社、1万1789店)によると、総販売額は1兆906億円(店舗調整後の前年同月比1.3%増)となった。
部門別の販売額では、食料品7397億円(0.8%減)、衣料品720億円(6.7%増)、住関品2146億円(5.9%増)、サービス16億円(27.2%減)、その他626億円(6.9%増)だった。
3月度は、昨年の外出自粛要請や休校による内食消費急増の反動の影響を受ける中、食料品では惣菜が堅調に推移し、衣料品は春物商材に一部動きが見られ、住関品もまずまずの動きだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。
農産品は、新たまねぎ、新じゃがいも、トマト、ミニトマト、きゅうり、長ねぎ、かぼちゃ、ブロッコリー、アスパラ、カット野菜などの動きは良かったものの、白菜、キャベツ、ピーマン、人参、レタス、きのこ類などの動きは鈍かった。果物では、柑橘類、すいか、メロン、キウイフルーツ、輸入ぶどうなどの動きは良かったものの、りんごなどの動きは鈍かった。
畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉は苦戦した。鶏卵、ハム・ソーセージの動きも鈍かった。水産品は、刺身盛り合わせ、まぐろ、かつお、たい、ほたるいか、うなぎ、冷凍エビ・カニ、はまぐり、あさり、ほたて貝柱、魚卵などの動きは良かったが、ぶり、たこ、あじ、塩鮭、干物、冷凍魚、丸物などの動きは鈍かった。
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