イオン/グループ全拠点で効率的にCO2排出量可視化
2022年05月31日 15:20 / IT・システム
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CO2排出量可視化・脱炭素化クラウド「ENERGY X GREEN(エナジー エックス グリーン)」などを展開するbooost technologiesは5月31日、イオンの「AEON Green System」の開発を行い、提供を開始したと発表した。
「AEON Green System」を活用することにより、イオンはグループ会社全拠点のCO2排出量の算定・管理に加え、浸水リスク・地震対策などのBCP対応、施設の安全・安心、省エネ・創エネの進捗(しんちょく)について、効率的な管理が可能になるという。
「ENERGY X GREEN」は、簡単に計測、管理、オフセット、報告リポートができる「企業や金融機関のためのCO2排出量管理・会計プラットフォーム」。自社がどの程度のCO2を排出しているか(どの程度削減する必要があるのか)を自動で算出する。計画に沿ったCO2の削減(省エネ、再エネ、非化石証書の購入など)を実行可能。国際イニシアチブ(RE100、SBTi、TCFD)など各種報告リポートの自動作成もできる。
イオンでは、施設ごとのBCP対応、施設の安全・安心、省エネ・創エネの進行状況について、一元化した管理を行っていたが、システム化できていないという課題があった。そのため、2020年12月から再エネ調達の分野で連携していたbooost technologiesと協力し、新システムを開発した。
「AEON Green System」は、イオンのグループ全拠点における効率的なCO2排出量可視化(Scope1、2、3)、浸水リスク管理、地震対といったのBCP対応、施設の安全・安心、省エネ・創エネの進行についての管理をワンストップでマネジメント。イオンのグループ全社、各拠点にアカウントを付与することで本部の集計工数を大幅に削減する。
イオンのグループ数十万社のサプライヤー各社へのアカウント付与による1次データの取得、CO2排出量を算定。今後、サプライチェーン全体の精緻な可視化を行う上でも効率的に集計を行うことが可能になる。
■ENERGY X GREEN
https://green.energyx.jp/
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