ZOZO／初のリアル店舗「niaulab by ZOZO」表参道に出店、完全予約制で受付開始

2022年12月16日 12:00 ／ EC

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ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは12月16日、東京・表参道に「『似合う』で、人は笑顔になる」というコンセプトのもと、ZOZO初のリアル店舗「niaulab by ZOZO」（似合うラボ）をオープンした。

似合うラボは服を売らない体験型のリアル店舗で、「似合う」を見つけるために、ZOZO独自の「niaulab AI by ZOZO」（以下、似合うラボAI）とプロのスタイリストの知見を掛け合わせ、2時間以上一人のお客に貸切で、スペシャルな体験を無料で行い、自分の「似合う」が見つかる超パーソナルスタイリングサービスを提供する。似合うラボは完全予約制で、12月16日から2月分の応募受付を開始した。今後は原則として毎月1日に翌月分の体験応募受付を開始する。

＜niaulab AI by ZOZO＞

似合うラボは「試着室に飛び込む」というコンセプトで、お客一人ひとりが自分の「似合う」に向き合える空間を提供する。店舗の中央には体験の中心となる試着室を構え、また、空間を仕切るカラフルなカーテンは角度によって見え方が異なる透過性のある素材を使用し、重なりあうことで生まれる色味が多様で無限な「似合う」を表現した。外から中が見えないように設計された外観には、プライベートな空間で自分の「似合う」を見つけてほしいという想いを込めた。

＜施設外観＞

創業25年目を迎えた今年5月、経営戦略「MORE FASHION × FASHION TECH」に、新たに「ワクワクできる『似合う』を届ける」を追加したZOZOは、「似合う」の解明こそが、お客のニーズを満たし、ビジネスのさらなる成長の鍵になると考えた。似合うラボを通じて、似合うラボAIによるコーディネート提案やプロのスタイリストによるスタイリング提案、お客のファッションに関する悩みや体験後の購入実績など、リアルだからこそ得られる様々な知見を蓄積する。そして、それらのデータをZOZOTOWNやWEARといった既存サービスに活かし、一人ひとりに「似合う」スタイリングをレコメンドするなど、サービスの利便性向上につなげる。

＜施設の利用方法＞

「似合うラボ」の利用方法は、まずLINEの専用アカウントから似合うラボに応募、当選者はカウンセリングシートでファッションに関する悩みや好みを回答する。パーソナルスタイリングサービスの当日、似合うラボAIが提案する3つのコーディネート画像をもとに、プロのスタイリストがお客に3つのスタイリングを提案する。

＜カウンセリング・試着ルーム＞

「試着室に飛び込む」というコンセプトで作られた表参道のリアル店舗では、あらゆるお客の「似合う」を見つけるため、似合うラボに来店するお客の好みに合いそうなアイテムを含め、ZOZOTOWNで取り扱う幅広いブランドのアイテムの中から常時700点以上を用意する。リアル店舗は、2時間以上一人のお客が貸切で利用できる。プロのスタイリストがお客に似合うスタイリングを提案し、プロによるヘアメイクの後、写真撮影をおこない、スタイリングのポイントが書かれたカードと写真をお渡しするという一連のスペシャルな体験を、無料で提供する。

＜トップス・ボトムスエリア＞

コーディネート提案は、ZOZOのファッションコーディネートアプリ「WEAR」が持つ、約1300万件のコーディネートデータをもとに構築された似合うラボAIが、お客への事前のカウンセリングシートの回答結果をもとに、好みに合いそうなコーディネートを3パターン提案しスマートミラーに表示する。この似合うラボAIで提案されたコーディネートを参考に、プロのスタイリストとヘアメイクと一緒になりたい姿を深堀りする。似合うラボAIには、ZOZO研究所による「似合う」の研究を活用した。

さらに、経験豊富な「プロのスタイリスト」がZOZOTOWNから厳選された常時700点以上のアイテムから、3スタイリングを提案。似合うラボAIのテクノロジーの力に、プロのスタイリストによるファッションの知見を掛け合わせ、お客の「似合う」を見つける。

＜ヘアメイクルーム＞