無印良品/環境配慮素材を用いた紙製食器・カトラリー計8種発売
2023年04月03日 14:51 / 商品
無印良品を展開する良品計画は4月5日、バガスパルプと竹パルプを使用した紙製食器5アイテム(1種のみ5月下旬)と、竹材を使ったカトラリー3アイテムを全国の無印良品とネットストアで発売する。
同社は、「人と自然とモノの望ましい関係と心豊かな人間社会」を考えた、商品、サービス、店舗、活動を通じて、「感じ良い暮らしと社会」の実現に貢献することを企業理念としている。ESGのトップランナーとして、誕生から40年間かわらないESG視点にさらに磨きをかけることを目指し、未来に向けた生活や商品の在り方を考え、プラスチック商品のリユース・リサイクル・代替素材への100%移行を推進していく。
今回、環境に配慮した素材を活用して、行楽シーズンに向けてピクニックやアウトドアなどの外出先や、人が多く集まるホームパーティなどで手軽に利用できる食器やカトラリーをつくった。
<サトウキビの搾りかす「バガス」>
サトウキビは、砂糖の生産に必要な糖汁を絞った後に大量の搾りかすが発生する。従来では廃棄物として処理されていたサトウキビの搾りかすであるバガスを有効利用するため、無印良品では環境のことも考え、この素材を選んだ。今回のシリーズは、型を使って成形している上、竹パルプを加えることで強度のある食器になっている。
<紙製食器/竹材カトラリー>
バガスの紙製食器は、ハリがあり、持ちやすく、立体的で機能的な形状が特長。プレート2サイズ、ボウル、フードパック、カップの計5アイテムを取りそろえた。加えて、生長が早い竹材を使い、節部分なども利用することで資源を無駄なく活用した使い切りの竹材カトラリーも用意する。繊維質でしなりがあり、折れにくいのが特長で、スプーン(10本入り)、フォーク(10本入り)、割り箸(20膳入り)の3アイテムをラインアップ。いずれも税込99円で販売する。
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