マミーマート 決算/9月期営業収益と営業利益が過去最高に、既存店が継続的に成長
2025年11月14日 17:05 / 決算
マミーマートが11月14日に発表した2025年9月期決算によると、営業収益1936億8900万円(前年同期比20.5%増)、営業利益67億4400万円(4.8%増)、経常利益71億9700万円(3.5%増)、親会社に帰属する当期利益52億4600万円(10.8%増)となった。
営業収益と営業利益は過去最高となった。
既存店の継続的な成長が安定した事業基盤を築き、さらなる成長へ向けた新規出店と改装につながるという好循環を生み出している。
営業利益は新規出店・業態転換を伴う改装により営業総利益が増加し、出店関連費用や賃金改定といった販管費と一般管理費の増加分を吸収した。
「スーパーマーケット事業」の売上高は1931億9600万円(20.5%増)、セグメント利益は66億6500万円(4.3%増)だった。
既存店売上高が前年同期比9.9%増と大きく伸長。来店客数は6.5%増、客単価は3.2%増。さらに新規出店による店舗数増加が加わり、事業全体の売上高は好調に推移。
既存店の成長が想定以上の成果を生み出したことで、新規出店と既存店の改装による設備投資や出店関連費用などのコスト増加分を吸収し、増益に貢献した。
「その他の事業(温浴事業・葬祭事業)」の売上高は4億9300万円(16.0%増)、セグメント利益は7900万円(87.3%増)で、2桁の増収増益となっている。
なお、9月末時点の店舗数は86店舗で、内訳はマミーマート35店舗、生鮮市場TOP!34店舗、マミープラス15店舗、温浴事業1店舗、葬祭事業1店舗。前期比での増減は、マミーマートが8店舗減、生鮮市場TOP!が7店舗増、マミープラスが7店舗増となっている。
次期は、営業収益2250億円(16.2%増)、営業利益70億円(3.8%増)、経常利益76億円(5.6%増)、親会社に帰属する当期利益53億円(1.0%増)を見込んでいる。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。
