ベイシア/愛知・岐阜でスーパーマーケット9店舗運営「トップワン」買収
2025年12月25日 16:45 / 経営
ベイシアは12月25日、トップワンの親会社にあたるトップホールディングスの発行済み全株式を譲り受ける株式譲渡契約を締結した。

トップワンは、1983年創業。雑貨を中心としたディスカウントストアからスタートし、食品事業を加えたのち、現在では食品をメインとする業態へと進化している。
年商は83億円(2025年実績)。愛知県に8店舗、岐阜県に1店舗運営している。
経営理念「消費者ニーズにあった良い品をより安く」を軸に、生鮮食品や加工食品、日用雑貨など生活に欠かせない商品を幅広く取り扱っている。
今後は、現状の経営体制や店舗運営、商品構成を原則維持しながら、商品開発やサービス、デジタル領域などで、ベイシアグループとして活用できるリソースを適宜取り入れる計画。
両社の力を掛け合わせることで、地域課題の解決や持続可能な価値の創出を目指し、地域の顧客により一層豊かな暮らしを提供したい考え。
また、トップワンが展開する東海地域は、ベイシアの重点出店エリアとも重なっており、より地域の顧客へのアプローチが可能になる。両社が協力し、地域に寄り添った店舗づくりを進めていくという。
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