メルカリ/駿河屋と資本業務提携、エンタメ・ホビー旗艦店を国内外で展開
2025年12月17日 16:02 / 経営
メルカリは12月17日、駿河屋と資本業務提携契約を締結すると発表した。
メルカリのマーケットプレイス上に駿河屋の全商品を連携させることにより、エンターテインメント・ホビー領域において日本最大級の商品数を実現する。
また、日本国内での駿河屋の公式ECサイトは駿河屋.jpとメルカリ駿河屋店のみとなり、両サービス上で駿河屋.jp(公式オンライン)の全商品を同一価格で購入できる。
さらに、メルカリグローバルアプリ上で駿河屋の公式ECサイトを展開。世界中の顧客が、エンタメ・ホビー商材の購入が可能となる。
両社のアセットを活用し、日本のエンタメ・ホビーカルチャーの発信拠点となる「旗艦店」を国内外で出店予定だ。
オンライン(メルカリ/越境EC)とオフライン(駿河屋店舗)を連携させた、グローバル規模でのOMOマーケティングも検討する。
そのほか、駿河屋の保有する約3000万件の商品カタログデータとカタログ構築能力と、メルカリの取引データ・AI技術を連携する。
駿河屋の「真贋鑑定ノウハウ」を活用し、偽造品の排除による適正流通に向けた取り組みを国内外にて推進し、安心・安全な取引環境を構築していく。
メルカリは、今回の提携を起点に、オンラインとオフラインを連携させた新しい循環型リユースモデルを推進する。まずはエンタメ・ホビー領域での取り組みを深化させ、将来的には他の商材カテゴリーにも広げたい考え。
駿河屋は、メルカリが持つ開発能力やオンラインサービス運営力を最大限に活用。より信頼性の高い取引環境を整備することで、ボーダーレスで安全な商流を確立し、世界規模でのエンタメ・ホビー商材の循環と事業の拡大を目指す。
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