伊藤忠商事/豪大手ワイナリーVinarchy社と輸入・販売代理店契約を締結、来年1月国内で販売開始
2025年12月23日 12:05 / 商品
伊藤忠商事はこのほど、オーストラリアを代表するワイナリー「Vinarchy(ヴィナキー)」社と、日本国内における輸入・販売代理店契約を締結した。同契約に基づき、2026年1月より、ヴィナキー社が展開する多彩なワインブランドの日本国内での販売を開始する。
伊藤忠商事がヴィナキー社製品の輸入を担当。伊藤忠食品が販売を担う。
ヴィナキー社は、2025年にアコレード・ワインズとペルノ・リカール・ワインメーカーズの統合により誕生した、世界有数の規模を誇るワイン企業。年間純売上高は15億豪ドルを超え、世界最大級のワイン専門企業として「ワインの再定義」という使命を掲げている。
地元農家との連携による持続可能な生産体制と、多様な品種を活かした個性的なワイン造りが特徴。傘下にはJacob’s Creek(世界トップ10ブランド)、Hardys(オーストラリア国内第2位ブランド)など、国際的に高い認知度を持つブランドを擁する強みを持つ。
以下のブランド商品を中心に、国内市場向けに展開する。
・JACOB’S CREEK
・HARDYS
・GEORGE WYNDHAM
・BRANCOTT ESTATE
・ST. HUGO
・CHURCH ROAD
・CAMPO VIEJO
品評会の受賞歴を持つ商品も取り扱う。上記ブランドのうち、JACOB’S CREEKのシャルドネ ピノ・ノワールは、2025年 World Sparkling Wine Awards 金賞を受賞。HARDYS VRのカベルネ・ソーヴィニヨンは、2024年 New World Wine Awards 銅賞を受賞している。
今後は、伊藤忠グループとして、Vinarchy社のワインを全国の百貨店・量販店・コンビニエンスストア・飲食店等で順次展開する予定。サステナブルなワイン文化の普及と、付加価値の高い商品を通じた市場活性化を目指すとともに、ワインを通じた新しいライフスタイル提案を推進していく。
また、日本のワイン市場は近年、堅調な成長を続けており、2024年時点での市場規模は約4.7兆円となる。iMARC日本ワイン市場調査レポートによると、2033年には約7.6兆円に達すると予測されているという。
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