さが美/ホームファッション事業から全面撤退
2016年03月10日 16:40 / 経営
さが美は3月10日、ホームファッション事業から全面撤退すると発表した。
2011年度から連続して営業損失を計上し、事業構造改革を実施する。
2015年2月期のフォームファッション事業の売上高は28億2500万円、営業損失3億8200万円だった。収益力が継続的に低く自社の営業損失の大部分の発生原因となっており、将来的にも改善が見込めないため、事業から全面的に撤退し、きもの事業に経営資源を集中する。
ホームファッション事業では、日本、アジア、欧米、アフリカなど世界各国の生活雑貨・家具・インテリアを提案するショップや、帽子の新しい可能性を提案するショップを運営。
現在、全国に「カラコ」「我楽屋おかめ」「オレンジハウス」「リヴァンス」「シャズボット」「ライフボックス」「季日和」の7ブランドを展開していた。
2017年2月20日までに順次、全国の22店を閉店する計画で、事業譲渡又は店舗閉鎖により事業を終息する。ホームファッション事業に所属する従業員の処遇は、現在検討中。
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