流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





日清食品、カゴメ/合弁会社設立、香港・マカオ事業拡大

2018年04月23日 11:20 / 海外

日清食品ホールディングスの子会社・日清食品有限公司 (以下:香港日清) とカゴメは4月23日、香港・マカオにおける野菜飲料販売事業の合弁会社設立に関する契約を締結した。

<香港・マカオで野菜飲料販売>
香港・マカオで野菜飲料販売

日清食品HDは、2016年5月に「中期経営計画 2020」を発表し、「グローバルカンパニーとしての評価獲得」の要件として「時価総額1兆円」を目指している。

また、その達成のため、海外事業に積極的に取り組む方針。香港日清は、1984年の設立以来、香港・中国において、付加価値の高い即席麺を中心に、食品の製造、販売を行っている。

カゴメは、香港では、100%出資子会社である「カゴメ香港」を2014年に設立し、カゴメが日本で製造した野菜飲料の輸入販売事業を通じて、香港における野菜飲料の市場拡大を進めてきた。

香港・マカオにおける野菜飲料市場は、健康志向の高まりにより、今後さらなる成長が見込まれている。

同合弁会社は、野菜と果実だけで作られた健康的な飲料として高い認知を有するカゴメブランドの野菜飲料を、香港日清が有する強固な営業体制と多様なチャネルを利用して販売することで、香港・マカオ市場での事業の拡大と高付加価値野菜飲料としてのブランド確立を目指す。

また将来、中国市場への拡大も視野に入れている。

合弁会社設立により、カゴメ香港は清算手続きを開始する。

<主な販売商品>
主な販売商品

■合弁会社の概要
所在地:11-13 Dai Shun Street, Tai Po Industrial Estate, Tai Po, New Territories, Hong Kong(NISSIN FOODS COMPANY LIMITED Office)
事業開始時期:2018年7月予定
代表者:董事長 安藤 清隆、副董事長 住友 正宏、総経理 菊永 健
事業内容:香港・マカオ・中国におけるカゴメ野菜飲料の輸入、販売
(カゴメブランドの野菜飲料の香港・マカオ・中国での独占販売権を有する)
資本金及び株主比率:500万HK$ (香港日清:70%、カゴメ:30%)

関連記事

海外 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧