アトレ/台北の商業施設「Breeze南山」に出店、ブルーボトル・コーヒーも
2018年12月14日 14:40 / 海外
アトレは2019年1月10日、台湾・台北の商業施設「Breeze南山」に「atre」をオープンする。
同社は、三井物産と共同出資会社であるアトレインターナショナルを通じ、台湾の大手ディベロッパー・長僑投資開發股●有限公司の新規商業施設「Breeze南山」内にキーテナントとなる「atre」の開発を進めてきた(社名の「●」は正式には「人偏に分」の漢字表記)。
今回出店するのは、台北で注目されているトレンド発信エリア「信義」。
台北101に隣接したロケーションで、グローバル・台湾・日本のブランドを組み合わせた「高感度×デイリー」の商業施設を展開する。
国別構成比は、グローバルショップ:20%、日本ショップ:60%、台湾ローカルショップ:20%。
業種別構成比は、ファッション18%、食料品18%、飲食24%、雑貨39%、サービス2%。
ベーシックでありながらもちょっと上質な、日本でアトレが得意とするファッション・カフェ・雑貨のショップを回遊できる環境づくりを同施設でも実現する。
Breeze南山はハイブランドも出店する施設だが、「atre」ではそのようなハイブランドが出店する商業施設の中でも、落ち着いて、穏やかな気分のときにも過ごしたくなる空間を目指し「SLOW TIME、SLOW LIFE」をSCコンセプトにした。
館内は回遊を促す「街の小径」のような商業環境を創出。
2階は、スイーツや輸入食品、カフェなど沢山の食関連ショップをそろえた。
「ブルーボトル・コーヒー」「ダンデライオン・チョコレート」「9 palette parlor」「Le Boulanger de monge」がオープンする。
3階には、ファッションから小物まで、日常の暮らしを彩るアイテムがそろう。
「FRUTA FRUTA Acai cafe」「P&T 柏林茶館 Bloomingville」「九州パンケーキ」「In Blooom 印花樂」などが集まる。
4階は、カフェやクオリティの高いカジュアルダイニングなどが出店する。
「DANCING CRAB」「JAPAN RAIL CAFE」「David & Maisie Select」
また、テラスには屋外デッキを設置し、イベントを実施可能なスペースを館内に13カ所設置した。
さらに、開業キービジュアルには台湾の有名フォトグラファー江民仕(Ming Shih Chiang)氏を起用している。
■Breeze南山「atre」
所在地:台北市信義区松智路17號 No.17、 Songzhi Rd.、 Xinyi Dist.、 Taipei City 110、 Taiwan
営業時間:11時~21時(木・金・土・祝祭日の前日は22時閉店)
※一部、営業時間の異なるショップあり
構造:鉄骨造、鉄筋コンクリート造
階数:商業棟:地下2階~地上7階 オフィス棟:地下2階~地上48階(うち、アトレは2階一部~4階)
延床面積:約1万2000m2
店舗面積:約6000m2
店舗数:Breeze南山全体208店舗、うちアトレ51店舗
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