加藤産業/マレーシア卸売企業を買収
2019年12月13日 11:50 / 海外
加藤産業は12月12日、マレーシアに本社を置くMerison(M)Sdn. Bhd.(以下:Merison)と株式譲渡契約を締結したと発表した。
加藤産業は、独立した存在感のある卸売業としての企業規模を確立するとともに、次代の成長を見据えて一層の機能強化を図るため、特に経済成長に伴い消費市場が拡大するアジア地域において食品流通事業の展開と構築を進めてきた。
Merisonは、マラッカ、ジョホールバルを中心としたマレーシア半島部中南部を営業地域とする卸売企業であり、主要な仕入先、得意先との強い取引関係を築き上げたことで、同国において確固たる地位を確立している有力卸売企業だという。
加藤産業は、すでにマレーシアにおいてクアラルンプールおよび北部を中心に事業(Lein Hing Holdings Sdn. Bhd.他)を展開。今回の買収によりマレーシア第二の市場である南部市場へ進出することで、マレーシア半島部全域を営業地域とする同国最大級の卸売業グループとなる。
また、マレーシア南部(ジョホールバル)はシンガポールと隣接していることもあり、グループのシンガポール事業(Naspac Marketing Pte. Ltd.)とのシナジーも期待している。
■Merison(M)Sdn. Bhd.
所在地:110, Jalan Melaka Raya 25, Taman Melaka Raya,75000 Melaka
代表者:Tong Hoe Soon
事業内容:日用雑貨・加工食品卸売業
資本金:200万リンギット
設立年月日:1982年2月4日
売上高:3億9249万5000リンギット(2018年度)
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