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ラオックス/12月期は売上高84.6%増、営業利益5倍の85億円

2016年02月12日 21:20 / 決算

ラオックスの2015年12月期決算は、売上高926億9300万円(前年同期比84.6%増)、営業利益85億8600万円(394.5%増)、経常利益86億3700万円(385.6%増)、当期利益80億7900万円(550.1%増)となった。

メイドインジャパンの魅力的な商品構成の拡充として、アパレル事業へ本格参入した。メイドインジャパン製品の企画開発のためオンワードホールディングスとの合弁会社を設立し、ファッション感度の高い婦人靴を製造販売しているモード・エ・ジャコモを子会社化した。

2月に「イオンモール成田店」、3月に「大丸心斎橋店」、4月に「長崎港松ケ枝ターミナル店」「タワーシティ長崎店」、5月に「函館赤レンガ店」「小樽運河店」、6月に「新宿本店」、9月に「大丸神戸店」「日光東照宮店」「心斎橋筋店」「大丸京都店」「銀座EXITMELSA店」「旭川駅前通り店」「マリノアシティ福岡店」、10月に「大丸福岡天神店」「羽田空港店」、12月に「京都祇園店」を出店し計33店となった。

引き続き総合免税店のリーディングカンパニーとして国内50店体制へ向けた日本最大級の店舗ネットワーク構築を進める。

人材のプレミアムとして、地区本部制を導入し中堅幹部育成を進めると同時に、社内の教育研修組織であるラオックス大学と一体になり、おもてなし意識の向上、多言語対応など顧客満足度の向上に努めた。

「中国出店事業」では、親会社の蘇寧雲商集団との強固な連携関係を背景に、収益構造の見直しと店舗運営の効率化、抜本的な対策に取り組んだ。

来期は、売上高1000億円、営業利益70億円、経常利益70億円の見通し。

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