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松屋フーズ/3月期は売上高3.5%増、営業利益71.8%増

2016年05月12日 13:00 / 決算

松屋フーズの2016年3月期決算は、売上高839億4700万円(前年同期比3.5%増)、営業利益36億8500万円(71.8%増)、経常利益37億7100万円(71.9%増)、当期利益16億1900万円(150.7%増)となった。

第二の主力業態であるとんかつ業態を中心に出店し、とんかつ業態23店、牛めし業態4店の合計27店を出店した。一方で、牛めし定食店18店、海外その他業態1店を閉店した。

期末店舗数はFC店・一時休業店を含め、1051店(うちFC7店、海外6店)となった。業態別内訳は、牛めし定食店950店、とんかつ業態84店、鮨業態7店、その他の業態10店。

新規出店を除く設備投資では、44店の改装(全面改装18店、一部改装26店)を実施したほか、工場生産設備などに投資を行った。

売上原価は、原価率が前年同期の34.3%から32.8%と改善した。販売費・一般管理費は、売上高に対する比率が63.0%から62.8%と改善した。

アルバイト・パートの平均時給の増加等により、人件費の売上高に占める割合が33.8%から34.5%と上昇した一方、売上高の増加により、人件費以外の経費の売上高に占める割合が、29.2%から28.3%と改善した。

重視すべき指標と認識しているFLコスト(売上原価と人件費の合計。FOODとLABORに係るコスト)の売上高比は、68.1%から67.3%へと改善した。

来期は、売上高854億円、営業利益37億9000万円、経常利益39億円、当期利益16億2000万円の見通し。

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