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コジマ/9~11月、「コジマ×ビック」へ業態転換も営業損失3億3200万円

2018年01月11日 14:10 / 決算

コジマが1月10日に発表した2018年8月期第1四半期決算は、売上高533億8400万円(4.4.%増)、営業損失3億3200万円(前期は6億300万円の営業損失)、経常損失3億3300万円(5億9400万円の経常損失)、当期損失4億1300万円(8億5600万円の当期損失)となった。

ビックカメラとの統合により取扱いが可能となった幅広い商品を強みに、売場の拡充や専門性の向上に取り組み、モノからコト軸への提案を進め、更に、お客に体験価値や満足感を感じてもらえる展示・接客の充実に努めた。

店舗展開では、2017年10月5日に「コジマ×ビックカメラ西友二俣川店」(神奈川県横浜市)を開店、11月24日に「コジマ×ビックカメラプライムツリー赤池店」(愛知県日進市)を開店した。

一方で、「NEW 和歌山店」(和歌山県和歌山市)を閉店し、スクラップ&ビルドを進めた結果、期末店舗数は140店となった。

ビックカメラ流の体験提案型の売場や豊富な商品を扱う「コジマ×ビックカメラ店」への転換を引き続き進め、既に改装を終えた店舗も、来店客の声を店舗づくりに反映し、「生活者目線」と「鮮度」にこだわり、更なる進化を目指すことにより、新たな店舗網の構築に取り組んだ。

品目別売上高は、音響映像商品94億600万円(8.5%増)、家庭電化商品242億2600万円(0.6%減)、情報通信機器商品140億9300万円(6.0%増)、その他の商品51億5100万円(20.8%増)だった。

通期は売上高2390億円(2.7%増)、営業利益30億円(9.2%増)、経常利益26億円(19.1%減)、当期利益17億円(28.1%減)の見通し。

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