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ハローズ/2月期、低価格販売で増収増益

2018年04月13日 11:13 / 決算

ハローズが4月12日に発表した2018年2月期通期の連結決算は、営業収益1213億5900万円(前期比5.8%増)、営業利益49億1400万円(6.6%増)、経常利益48億9700万円(8.3%増)、純利益34億円(16.7%増)となった。

販売促進面は、継続的に行っている生活防衛企画等に加え、生活必需品を中心に期間限定の低価格販売企画やハロカ(電子マネー機能付きポイントカード)の利用率向上策を行った。

<ハロカの利用率向上策を行った>
ハロカの利用率向上策を行った

商品面は、継続して重点販売商品の育成、プライベートブランド商品を開発した。

店舗開発面では、2017年7月に徳島県徳島市に万代店、8月に広島県尾道市に向島店を、9月には新たな出店エリアである広島県西部地区の1号店として、広島県東広島市に東広島店を、2018年2月に同県同市に高屋店を新規出店した(いずれも、売場面積600坪型24時間営業の店舗)。

これにより、店舗数は広島県27店舗、岡山県24店舗、香川県11店舗、愛媛県7店舗、徳島県5店舗、兵庫県4店舗の合計78店舗となった。

店舗運営面におきましては、2017年3月に香川県高松市の六条店、4月に岡山県倉敷市の中庄店、5月に岡山県岡山市の当新田店、8月に広島県福山市の山手店を、同社の新しいタイプの600坪・450坪型標準店舗へ大改装し、買物がしやすい環境作りによる店舗の魅力アップを図った。

また、5月に広島県福山市の南松永店、6月に兵庫県姫路市の東姫路店、広島県福山市の伊勢丘店、香川県高松市の栗林公園店、11月に岡山県岡山市の津高店、広島県東広島市の東広島店へセルフレジを導入し、お客の利便性の強化に取り組んだ。

一方で、自動発注対象商品の拡大、複数店舗でのスペースアロケーション(商品の販売データに基づく品揃え及び棚割の適正化)による欠品対策、作業効率の改善を図った。

2019年2月期通期の1272億円(4.8%増)、営業利益50億5000万円(2.8%増)、経常利益50億円(2.1%増)、純利益33億円(3.0%減)を予想している。

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