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ヤマザワ/2月期は、既存店改装も営業利益25.3%減

2018年04月13日 11:11 / 決算

ヤマザワが4月12日に発表した2018年2月期決算は、売上高1143億300万円(0.2%増)、営業利益11億5900万円(25.3%減)、経常利益12億3100万円(24.3%減)、当期利益3億8900万円(71.4%減)となった。

<ヤマザワホームページ>
ヤマザワホームページ

スーパーマーケット事業の売上高は1006億4600万円(0.1%減)となった。ヤマザワの店舗が山形内43店、宮城内24店、よねや商事の店舗が秋田内9店となり、スーパーマーケット事業の合計店舗数は76店となった。

2017年4月に「村山駅西店」(山形県村山市)を新規開店した。同店では、近年の取り組みであるレンジアップ商品などの簡便性商品の充実、サラダステーションの展開強化、インストアベーカリー及びイートインコーナーの設置、店内・駐車場へのLED照明の採用など、より利便性が高く環境へ配慮した店づくりを行った。

村山店に次ぐ村山市への出店で、山形県北村山地域におけるさらなるドミナント形成を目指す。

2017年8月下旬から建て替えのため営業を休止していた「漆山店」(山形県山形市)は、1979年6月の開店以来38年が経過した旧店舗を解体し、同一敷地内に新店舗を設けて2017年11月に新装開店いたしました。

同店では、かねてから要望のあったインストアベーカリーの設置をはじめとした売場構成や品揃えの強化に取り組み、地域のお客からより一層の支持をいただけるような店づくりを行った。

既存店の活性化では、ヤマザワは、2017年4月に「北町店」(山形県山形市)、同年8月に「天童北店」(山形県天童市)、同年12月に「高畠店」(山形県東置賜郡高畠町)の改装をそれぞれ実施した。

よねや商事は、2017年7月に「浅舞店」(秋田県横手市)の改装を実施した。

ドラッグストア事業の売上高は136億4400万円(2.2%増)となった。主力の医薬品と化粧品のカウンセリングと客数伸張のための販促活動に力を入れ、販売を強化した。

設備投資は、2017年4月に「ドラッグ村山駅西店」(山形県村山市)、同年11月に「ドラッグ漆山店」(山形県山形市)を新規開店した。

いずれも、スーパーマーケット事業における新規開店や建て替えに伴うスーパーマーケット併設型店舗の出店となった。一方で、2017年12月に「ドラッグ南光台店(宮城県仙台市)を閉店した。

来期は売上高1145億円(0.2%増)、営業利益12億5000万円(7.9%増)、経常利益12億8000万円(4.0%増)、当期利益4億8000万円(23.4%増)の見通し。

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