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ヤマナカ/4~6月は、人件費抑制など販管費を削減し営業利益36.3%増

2018年07月24日 10:20 / 決算

ヤマナカが7月23日に発表した2019年3月期第1四半期決算は、売上高241億6400万円(前年同期比0.7%減)、営業利益1億2900万円(36.3%増)、経常利益1億2900万円(20.9%増)、当期利益6300万円(133.0%増)となった。

<ヤマナカのホームページ>
ヤマナカのホームページ

売上高は閉店店舗の影響で減収となったが、利益面では、生産性向上の取り組みによる人件費の抑制など経費全般の削減に取り組んだ結果、販売費・一般管理費の減少が営業総利益の減少分をカバーして増益となった。

商品政策では、地域のお客のニーズに対応した品ぞろえの見直しや簡便・健康・おつまみなどをテーマにした商
品の充実を図った。

デリカ部門では連結子会社であるサンデイリーの米飯工場を活用することで品ぞろえの強化や品質の向上に取り組んだ。

販売政策では、日常のお買い物にお困りの高齢者など地域社会の課題解決に貢献するため、5月から西枇フランテ館(愛知県清須市)を拠点とするエリアを皮切りに、「ヤマナカの移動スーパーわいわい号」として移動販売事業を開始した。

電子マネー機能を備えた自社ポイントカード「グラッチェプラスカード」の会員増加に向けた取り組みを実施するとともに、天候不順対策として雨の日の来店客へポイントを進呈する、雨の日スタンプカードを発行するなど販売促進企画を実施した。

店舗政策では、既存店活性化策として3月にアスティ店(名古屋市千種区)のベーカリー売場をテナントから自社直営の「ラ・サンテ」へ改装した。

通期は売上高984億7000万円(1.6%減)、営業利益4億9000万円(337.3%増)、経常利益5億2000万円(133.1%増)、当期利益2億5000万円(189.6%増)の見通し。

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