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ファーストリテイリング/9~11月、暖冬で国内ユニクロ苦戦営業利益8%減

ファーストリテイリングが1月10日に発表した2019年8月期第1四半期の連結決算は、売上高6444億6600万円(前年同期比4.4%増)、営業利益1046億6500万円(8.1%減)、税引前四半期利益1110億8600万円(5.7%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益734億7600万円(6.4%減)となった。

海外ユニクロ事業は順調に業績を拡大し、増収増益基調を維持しているが、国内ユニクロ事業が暖冬による売上不振で減収減益となったことにより連結では減益だった。

国内ユニクロ事業の売上高は2461億円(4.3%減)、営業利益は379億円(29.9%減)。

既存店売上高(Eコマースを含む)は4.3%減となった。

プレミアムラムセーター、ボアスウェット、ファーリーフリース、ニットコートなどの新商品やトレンド商品は好調だったが、特に気温の高かった10月や11月には、冬のコア商品が全般的に苦戦した。

一方で、Eコマース売上高は30.9%の増収と好調に推移し、売上構成比は前年同期の7.0%から9.7%へと上昇した。

収益面では、社内の為替レートの円安による原価率の上昇に加え、冬物商品の値引き販売を強めた結果、売上総利益率は3.2ポイント低下した。

売上高販管費率は、物流費の増加に加え、有明倉庫の自動化などによる減価償却費の増加で、2.2ポイント上昇している。

海外ユニクロ事業の売上高は2913億円(12.8%増)、営業利益は525億円(12.6%増)。

海外ユニクロ事業の売上高及び営業利益は国内ユニクロ事業を大きく上回り、最大の事業セグメントとなっている。

地域別では、グレーターチャイナは、暖冬の影響を受けたものの増収増益を達成した。

なかでも、中国大陸の営業利益は2桁増益と好調を維持している。

さらに、中国大陸におけるEコマース販売は、店舗とEコマースの融合の強化により、2桁増収を継続している。

韓国は、値引率のコントロール、ICタグ(RFID)を活用した業務の効率化により、営業利益は増益となった。

東南アジア・オセアニア地区は、全ての国の既存店売上高が増収と好調で、大幅な増収増益を計上した。

米国は、地域ごとの商品構成を見直したことや、Eコマース販売の高い成長が継続したことで、大幅な増収増益となり、当期の黒字達成に向けた取り組みが順調に進捗している。

欧州も大幅な増収増益を達成している。なかでも、ロシアの業績が好調。なお、2018年9月にはオランダ初の店舗をアムステルダムに出店、10月には東南アジア最大規模のグローバル旗艦店をフィリピンのマニラに出店した。

2019年8月期通期の連結決算は売上高2兆3000億円(前期比8.0%増)、営業利益2700億円(14.3%増)、税引前利益2700億円(11.3%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益1650億円(6.6%増)を予想している。

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