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ドン・キホーテ/7~12月は既存店・インバウンド好調で増収増益

2019年02月05日 15:30 / 決算

ドン・キホーテを展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが2月5日に発表した2019年6月期第2四半期決算は、売上高5134億1600万円(前年同期比10.9%増)、営業利益300億1700万円(2.6%増)、経常利益353億3000万円(13.8%増)、当期利益236億1600万円(26.4%増)となった。

<ドン・キホーテ>
ドン・キホーテ

リテール事業における売上高は4981億5000万円(11.0%増)、営業利益は169億5900万円(3.1%減)となった。

グループにおける主力業態ドン・キホーテは、節約志向が継続する消費環境の中で、食品や日用雑貨品を中心とした生活必需品は、高いお客の支持のもと順調に推移した。

成長を続けているインバウンド消費は、化粧品や医薬品などの消耗品需要がますます人気化したことなどにより、既存店売上高成長率は0.6%増と好調に推移した。

ファミリー向け業態のMEGAドン・キホーテは、地域密着型の商品構成や価格設定、サービス対応などがリピート率の増加につながったが、繰り返された天災地変は来店客数の低迷を招き、既存店売上高成長率は0.2%減となった。

国内事業は、関東地方に5店(東京-ピカソ目黒駅前店、神奈川-MEGA港山下総本店、ピカソ川崎銀柳街店、埼玉-情熱職人東松山店、千葉-MEGA船橋習志野店)、東北地方に1店(福島-ドン・キホーテ須賀川店)、中部地方に2店(岐阜-同大垣インター店、福井-同越前武生インター店)、近畿地方に1店(大阪-同寝屋川香里園店)、九州地方に4店(福岡-同西鉄久留米店、熊本-同熊本下通り店、MEGA八代店、沖縄-ドン・キホーテ石垣島店)と合計13店を開店した。

法人別内訳は、ドン・キホーテ13店だった。

海外事業は、2018年10月にTOKYOCENTRALヨーバリンダ店を米国カリフォルニア州に開店したことから、既存店と合わせて40店舗体制になった。

一方で、事業効率改善のためドイト八千代16号バイパス店、同日ノ出町店、ドン・キホーテ狭山店を閉店した。

2018年12月末時点におけるグループの総店舗数は、429店(2018年6月末時点418店)となった。

通期は売上高1兆3700万円(45.5%増)、営業利益630億円(22.2%増)、経常利益650億円(13.6%増)、当期利益480億円(31.9%増)の見通し。

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