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オーケー/3月期は売上高10.2%増、営業利益27.8%増

2019年06月20日 15:10 / 決算

オーケーが6月20日に発表した2019年3月期決算によると、売上高3942億3900万円(前年同期比10.2%増)、営業利益183億6500万円(27.8%増)、経常利益188億9900万円(27.6%増)、当期利益131億7300万円(28.2%増)となった。

<オーケー本社>
オーケー本社

売上高のうちテナント売上高は5億3800万円(11.8%減)、営業収益のうち不動産収入は6億2100万円(45.2%増)だった。

売上総利益853億3800万円(11.9%増)、販売費・一般管理費669億7200万円(8.2%増)、営業利益183億6500万円(27.8%増)、営業外収益7億4000万円(3.4%増)、営業外費用2億600万円(23.0%減)だった。

経常利益率4.79%、経常総経費率16.72%、売上原価率78.35%、客数前年伸長率10.30%増、既存店客数前年伸長率2.90%増となった。

売上高は10.2%増、既存店は4.5%増となり、昨年よりは少し良い結果となった。新規出店は予定通り10店となった。昨年12月頃から、少し売上が伸び悩み、かろうじて売上高前年比二ケタ増を確保した。

市況の動きと連動するのは、やむを得ないとして、もう少し格差が欲しかったと、反省している。

「高品質・Everyday Low Price」初心に戻って、「極めて謙虚で、極めて誠実、極めて勤勉」を心掛けて精進する。総経費率は、漸く16%台に戻ってきた。更に改善を目指す。

「競合他社よりは良い」と心の隅で、自らを慰めているようでは、国際競争には勝ち残れない。

市場を熟知して、商品を見直し、お客に損をさせない。肝に銘じて、勝つ道を求めていく。厳しい勝ち残り競争が続いている。

自社は改善の余地を沢山残している。一歩一歩、改善を積み上げて、経営目標の「借入無しで年率20%成長の達成」を目指す。

2020年3月期は、予算重視の経営に徹する。特に売上予算の達成を重視し、英知を集めて対応する。

競争には絶対に勝つ。そのために失われた利益は、何か工夫して稼ぎ出す。

新店の開店は7店の予定で、本年の10店より減少する。新店開発部門を速やかに強化する。

次期は、売上高4311億円(9.6%増)、全部門・全店予算達成、既存店売上5%以上を目標とした。

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