オーケー/夏に寒川・川口・流山の3物流センターが稼働
2019年06月20日 15:00 / 経営
オーケーは6月20日、今夏頃、寒川・川口・流山の3物流センターが逐次、稼働することを明らかにした。
寒川常温物流センターは自社物件で、三菱食品の指導を受けた。敷地面積約9万9173.4m2に、建物高さ4階建の自動倉庫を建設した。
総投資額は約185億円、使用敷地は約3万9669.36m2、保管能力は70万ケース、神奈川地区の約70店が対象で、全稼働時の年間通過額は800億円を予定する。
川口と流山の物流センターは賃借で伊藤忠食品の指導を受けている。東京・埼玉・千葉地区の約70店を対象として、概算年間通過額は700億円を予定する。
物流センターの稼働により、メーカーの工場から自社物流センターに納品した時点で、商品はオーケーに帰属する。
無駄な在庫を持たないことで、できるだけ通過型センター的運用を目指す。物流については効率を求めて、物流センター扱いとなるが、商流は従来通り、帳合い問屋経由を維持する。
物流センターは、オーケー開業以来、最大のプロジェクトで、社運を賭けて取り組んでいる。
大量販売商品を更に大量に販売し、物流コストを如何にして引き下げるか、少量販売商品をできるだけ幅広く取り扱い、物流コストの上昇をいかにして抑えるか。物流関連の生産性の改善のほか、店舗の作業効率の改善にも取り組み、競争力を強化する。
オーケーの営業地域は、首都圏国道16号線内であり、早期に店を出店し、対象顧客を全域に拡げる。
店舗で取り扱えるアイテム数は限りが有り、さらに単品大量販売を推進する方針のため、売上は増えるが、取扱アイテムは減少するという傾向は避けらない。
ネットによる販売を、どのように拡大して、これを補い、更には新たな市場を切り拓いて行くのかも課題となっているという。
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