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日本調剤/4~6月、調剤・紹介業好調で営業利益3.5倍

2019年08月01日 08:50 / 決算

日本調剤が7月31日に発表した2020年3月期第1四半期決算によると、売上高643億1600万円(前年同期比8.5%増)、営業利益17億7000万円(約3.5倍)、経常利益17億1000万円(約4.3倍)、親会社に帰属する当期利益8億3300万円(前期は4000万円の利益)となった。

<日本調剤のホームページ>
日本調剤

利益面は、グループ各社が収益性を重視した業務運営に注力したことなどが奏功し、大幅な増益となった。

調剤薬局事業は、売上高548億1400万円(8.7%増)、営業利益が18億4300万円(31.3%増)。前年出店店舗、今期の新規出店店舗を中心とした処方箋枚数の増加、処方箋単価の上昇などにより増収増益を計上している。

店舗は、7店舗を新規出店し、5店舗を閉店した。

医薬品製造販売事業は、売上高108億8100万円(11.6%増)、営業利益7億9800万円(前年同期は59百万円の営業利益)。収益性を重視した販売戦略により増収増益だった。

医療従事者派遣・紹介事業は、売上高は35億9700万円(11.8%増)、営業利益は6億5100万円(62.4%増)。派遣事業に比べて収益性の高い紹介事業が薬剤師の分野で拡大したことに加え、医師の紹介事業拡大に向け実施してきた、営業拠点・営業人員増強などの先行投資が功を奏したという。

通期は、売上高2685億9900万円(9.3%増)、営業利益72億3100万円(7.4%増)、経常利益70億6900万円(16.3%増)、親会社に帰属する当期利益40億2000万円(6.1%増)を見込んでいる。

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