アインHD/5~7月、リテール事業減益も調剤好調で増収増益
2019年09月02日 10:20 / 決算
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アインホールディングスが8月30日に発表した2020年4月期第1四半期決算によると、売上高724億6100万円(前年同期比11.5%増)、営業利益39億2100万円(13.6%増)、経常利益42億1200万円(16.7%増)、親会社に帰属する当期利益22億4000万円(21.0%増)となった。
ファーマシー事業の売上高は648億円(13.5%増)、営業利益は48億400万円(20.6%増)と増収増益となった。同期間の出店状況は、M&Aを含め、グループ全体で合計5店を出店し、17店の閉店により、グループにおける薬局総数は1120店となった。
引き続き、「かかりつけ薬剤師・薬局」としての機能を発揮すべく、地域医療との連携、お薬手帳等を活用した薬剤に関する情報の一元的・継続的な把握とそれに基づく薬学的管理・指導の強化及びジェネリック医薬品の使用を促進した。
2019年4月に入社した257人の新卒薬剤師についても、かかりつけ薬剤師としての資質を向上させるべく教育研修を強化した。
リテール事業の売上高は、65億6000万円(0.8%増)、営業利益は2億3000万円(36.9%減)となった。コスメ&ドラッグストア事業は、同業間による同質化競争、統合・再編による競合により、なおも厳しい市場環境が続いている。
グループでは、コスメ&ドラッグストア「アインズ&トルペ」の首都圏への出店を継続的に実施するとともに、「女性が1時間楽しめるお店」をコンセプトに各店舗に応じた戦略的な売り場づくりを行った。
認知度と知名度の向上が見られたことから、首都圏に限らない大都市圏への出店を再開した。「リップス&ヒップス」と「ココデシカ」を始めとするオリジナルブランドの展開に加え、コスト低減により、収益力向上に取り組んだ。
アインズ&トルペ ボーノ相模大野店(神奈川県相模原市)、浅草ROX店(東京都台東区)、ペリエ千葉店(千葉県千葉市)の3店を出店し、2店を閉店したことで、コスメ&ドラッグストア総数は55店となった。
通期は、売上高3003億3000万円(9.0%増)、営業利益187億円(16.4%増)、経常利益192億円(15.4%増)、親会社に帰属する当期利益101億3000万円(12.2%増)を見込んでいる。
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