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ライフ/2月期新規出店・改装貢献し増収増益

2020年04月10日 10:20 / 決算

ライフコーポレーションが4月10日に発表した2020年2月期決算によると、営業収益7146億8400万円(前期比2.3%増)、営業利益138億7900万円(13.0%増)、経常利益145億5800万円(13.5%増)、親会社に帰属する当期利益78億3400万円(5.9%増)となった。

売上面は、新規店舗及び既存店舗の改装が寄与したことに加え、おいしさの追求などの商品政策の成果もあり増収だった。

利益面では、採用強化や時給アップに伴う人件費、運賃・光熱費の上昇による物件費等のコスト増加並びに償却費の増加もあったが、荒利率の改善に加え投資効果、商品政策をはじめとする各種施策の成果がコストの増加を上回り、増益を計上している。

2019年4月にはネットスーパー、来店宅配サービスにおける安定した配送網の構築を目的に、セイノーホールディングスとそのグループ会社であるベクトルワンと業務提携契約を締結した。

これによりEC市場の拡大に伴う配達員不足の問題を改善し、「第六次中期計画」の柱の一つと位置づけるネットスーパー事業の取組みをさらに推進している。

また、アマゾンジャパンが運営するAmazon「Prime Now(プライムナウ)」に食品スーパーとして国内初出店。東京都内の一部地域において、実際の店舗で取り扱っている生鮮食品や惣菜の販売を9月12日より開始した。

さらに、スマホ決済サービスを9月より全店で導入し、新たなキャッシュレス決済手段として「PayPay」、「LINE Pay」、「メルペイ」が利用可能になり、顧客の利便性が向上した。

新規店舗として、3月に空堀店(大阪府)・玉出東店(大阪府)、4月に都市型小型店の新業態としてMiniel(ミニエル)西本町店(大阪府)、7月に本一色店(東京都)、8月に川崎ルフロン店(神奈川県)、9月に安田諸口店(大阪府)・箕面桜ケ丘店(大阪府)、2月にコモレ四谷店(東京都)の8店舗を出店するとともに3店舗を閉鎖した。

既存店舗の高石店(建て替え)、今里店、渋谷東店、東有馬店、幡ヶ谷店、今津駅前店など14店舗で顧客ニーズの変化に対応した改装を行った。

次期は、営業収益7260億円(1.6%増)、営業利益148億円(6.6%増)、経常利益157億円(7.8%増)、親会社に帰属する当期利益82億円(4.7%増)を見込んでいる。

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