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ツルハHD/食品売場改装、PB強化で5月期増収増益

2020年06月23日 11:10 / 決算

ツルハホールディングスが6月22日に発表した2020年5月期決算によると、売上高8410億3600万円(前年同期比7.5%増)、営業利益450億1300万円(7.6%増)、経常利益462億9800万円(6.9%増)、親会社に帰属する当期利益278億9900万円(12.4%増)となった。

カウンセリングを主体とした接客サービスの徹底を継続して行うとともに、高齢化、競争激化に伴う商圏縮小に対応すべく利便性の強化を図るため、食品売場を中心に既存店舗の改装を推進した。

プライベートブランドにおいては、商品開発・販売体制を強化し、グループの新たなプライベートブランド「くらしリズム」「くらしリズムMEDICAL」への刷新と展開拡大を図った。

また、店舗運営業務の効率化を図り生産性を高めることを目的に、人員配置・在庫管理をサポートするシステムの導入に取り組んでいる。

店舗展開は、ドミナント戦略に基づく地域集中出店、既存店舗のスクラップアンドビルドを推進したことにより、期初より129店舗の新規出店と63店舗の閉店を実施した。

2019年7月4日付でツルハがおおがたむら調剤薬局(秋田県・1店舗)を子会社化したこと、2020年5月1日付でツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本が江頭エーザイより1店舗の事業譲渡を受けたことにより2店舗が加わり、5月末のグループ店舗数は直営店で2150店舗となっている。

タイ国内のグループ店舗は、1店舗の新規出店と2店舗の閉店を実施し、同国内における店舗数は2020年5月15日現在で22店舗となった。

次期は、売上高8600億円(2.3%増)、営業利益452億円(0.4%増)、経常利益464億8400万円(0.4%増)、親会社に帰属する当期利益270億円(3.2%減)を見込んでいる。

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