ウエルシアHD/感染症予防商品・食品好調で3~8月増収増益
2020年10月07日 11:00 / 決算
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ウエルシアホールディングスが10月7日に発表した2021年2月期第2四半期決算によると、売上高4766億5600万円(前年同期比11.5%増)、営業利益264億8100万円(44.0%増)、経常利益278億8600万円(42.0%増)、親会社に帰属する当期利益173億円(45.9%増)となった。
営業時間の短縮(時短営業最多839店舗、うち休業最多48店舗)、政府の要請である3密回避のためチラシ販促の一時自粛など、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けつつも、増収増益だった。
感染症予防対策商品や食品の需要増により物販売上は順調に推移し、調剤についても薬価改定の影響があるものの、調剤併設店舗の増加(8月末現在1511店舗)などのウエルシアモデルの推進により、既存店の売上高は好調に推移した。
販管費については、人時コントロールによる店舗人時数の適正化、自動発注等の推進による店舗業務の効率化を図り、人件費を中心とした販管費の適正化に努めた。
店舗面では、2020年3月1日付で、高知県を地盤とするよどや(24店舗)を株式取得により子会社化し、同年6月1日付で群馬県を中心に店舗展開するクスリのマルエ(59店舗)を株式追加取得により子会社化した。また、7月1日付で愛媛県を中心に調剤薬局を展開するネオファルマー(10店舗)、サミット(3店舗)を株式取得により完全子会社化した。
出店と閉店は、グループ全体で58店舗の出店と9店舗の閉店を実施し、8月末のグループ店舗数は2157店舗となっている。
通期は、第2四半期の好調な業績、子会社化による店舗増から上方修正した。
売上高前回予想比119億円増の9541億円(9.9%増)、営業利益45億円増の433億円(14.5%増)、経常利益45億円増の462億円(14.5%増)、親会社に帰属する当期利益23億円増の253億円(11.0%増)を見込んでいる。
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