明治/ヨーグルト・チョコ販売が好調、2017年3月期利益を上方修正

2017年02月07日 11:33 / 決算

明治が2月7日発表した2017年3月期第3四半期の連結決算は、売上高9340億8700万円(前年同期比2.2%増)、営業利益679億4000万円(14.6%増)、経常利益673億300万円(7.8%増)、純利益462億6500万円(9.6%減)となった。

売り上げ面は発酵デイリー事業(ヨーグルト・牛乳類)、菓子事業、その他事業は前年同期を上回ったが、商品数の絞り込みを実施した加工食品事業(チーズ・バターなど)、栄養事業はそれぞれ前年同期を下回った。

営業利益は、主力商品の伸長によるプロダクトミックスの改善、生産効率化などの構造改革に加え、費用の効率的支出に取り組んだ結果、全事業が前年同期を大幅に上回った。

2017年3月期通期の連結決算は、食品セグメントではプロバイオティクスヨーグルトやチョコレートなどの主力商品の売り上げが好調に推移したことに加え、原材料調達コストが当初の予想を下回ったことなどから、利益面を上方修正。

売上高1兆2510億円(前期比2.2%増)、営業利益が前回予想比30億円増の845億円(8.6%増)、経常利益は43億円増の843億円(3.0%増)、純利益が40億円増の565億円(9.7%減)を予想している。

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