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クリエイトSD/感染予防関連商材・食品が好調6~11月増収増益

2021年01月12日 11:30 / 決算

クリエイトSDホールディングスが1月12日に発表した2021年5月期第2四半期決算によると、売上高1686億7100万円(前年同期比10.0%増)、営業利益96億8300万円(37.5%増)、経常利益99億700万円(37.2%増)、親会社に帰属する当期利益67億3100万円(37.0%増)となった。

ドラッグストア事業は、ヘルス&ビューティや食品・日用品の品揃えの充実により、小商圏において繰り返し来店してもらえるための利便性の向上に継続して取り組んでいる。

また、健康サポート機能を有する「かかりつけ薬局」を目指し、薬剤師の育成、地域での医療連携の強化、在宅医療への対応拡大を引き続き推進するなど専門性の向上にも注力した。

新型コロナウイルス感染症の影響は、外出自粛、ライフスタイルの変化に伴う化粧品の需要減、調剤薬局においては医療機関への受診控えや長期処方による処方箋応需枚数の減少が見られたものの、マスク・消毒液などの感染予防関連商材、食料品・日用品などの巣ごもり消費需要の増加により、売上高・利益共に前期及び計画を上回る結果となった。

有料老人ホームにつきましては、ペットと一緒に暮らせる部屋、おいしい食事や多彩なイベントを特色とする介護付有料老人ホーム2施設を運営。デイサービスは、主に高齢者の方が長く自宅で暮らすための生活機能訓練を特色とするデイサービスセンターを中心に運営し、新型コロナウイルスの感染防止に注力しつつ、稼働率の回復を図っている。

また、収益性向上のため1施設の定員を拡大した。

店舗施策は、ドラッグストアは19店舗新規出店、スクラップ&ビルドにより1店舗、経営効率化の観点から2店舗の閉鎖を行った。

調剤薬局の新規出店は、ドラッグストアへの併設調剤薬局を7店舗、調剤専門薬局を1店舗開局。一方で、経営効率化の観点から1店舗閉鎖した。

11月末のグループ店舗は、ドラッグストア641店舗、調剤専門薬局36店舗、ドラッグストアへの併設調剤薬局201店舗の合計237店舗、スーパーマーケット事業は5店舗、介護事業では介護付有料老人ホーム2施設、デイサービスセンター39施設となっている。

通期は、売上高3383億3000万円(5.9%増)、営業利益178億6000万円(0.4%増)、経常利益182億8000万円(0.4%増)、親会社に帰属する当期利益123億円(0.4%増)を見込んでいる。

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