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マックスバリュ西日本/内食需要増で3~11月営業収益4.4%増

2021年01月13日 11:25 / 決算

マックスバリュ西日本が1月13日に発表した2021年2月期第3四半期決算によると、営業収益4213億6500万円(前年同期比4.4%増)、営業利益54億6400万円(前期は1億7600万円の損失)、経常利益57億9200万円(前期は2700万円の損失)、親会社に帰属する当期利益34億6800万円(前期は8億8100万円の損失)となった。

商品面は、顧客の「食」に対する行動様式が大きく変化し、外食を控え家庭内で調理をする「内食」需要が増加したことで野菜、鮮魚、畜肉といった生鮮食料品、冷凍食品、インスタント食品など簡便調理商品の販売点数が伸長した。

また年度方針である「基本の徹底」を柱として、旬商品、売れ筋など重点商品の売り込みによる販売点数の拡大、「地元の味」にこだわった地域・地場商品の品ぞろえ拡大に取り組んだ。

売上高伸長率は下半期に入り緩やかになってきているものの、既存店売上高は前年を上回る業績が続いているという。

新規出店は、前四半期までの4店舗に引き続き、マックスバリュ西日本では10月10日にマックスバリュ上田中店(山口県下関市)、10月17日にザ・ビッグ綾羅木店(山口県下関市)、マルナカでは9月11日にマルナカ高瀬店(香川県三豊市)をオープンした。

一方、前四半期までに閉店した8店舗に引き続き、マックスバリュ西日本では9月30日にザ・ビッグ安岡店(山口県下関市)、マルナカでは9月27日にマルナカ立花店(愛媛県松山市)、10月23日にマルナカ仁井田店(高知県高知市)、山陽マルナカでは10月4日に山陽マルナカ鴨方店(岡山県浅口市)を閉店した。

通期は、内食需要増などの効果で上方修正。営業収益前回予想比100億円増の5600億円(3.1%増)、営業利益28億円増の83億円(202.6%増)、経常利益29億円増の86億円(171.1%増)、親会社に帰属する当期利益20億円増の30億円を見込んでいる。

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