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薬王堂HD/2月期は小商圏ドミナント出店推進で増収増益

2021年04月05日 10:20 / 決算

薬王堂ホールディングスが4月5日に発表した2021年2月期決算によると、売上高1105億3500万円(前年同期比8.3%増)、営業利益49億7600万円(27.1%増)、経常利益53億600万円(23.5%増)、親会社に帰属する当期純利益32億9000万円(5.4%増)となった。

販売価格や品ぞろえの強化を図り、来店客数と買上点数の増加に取り組むとともに、小商圏ドミナント出店を推進し、ドラッグストアを岩手県6店舗、青森県5店舗、秋田県6店舗、宮城県2店舗、山形県1店舗、福島県7店舗の合計27店舗を新規出店した。また、岩手県の3店舗を退店し、期末店舗数は321店舗(うち調剤併設型3店舗、調剤専門薬局2店舗)だった。

ヘルス部門の医薬品は健康食品、消毒薬などが好調で、衛生用品ではマスク、介護用品などが伸張した。調剤も堅調に推移した。その結果、売上高は7.8%増加し、231億900万円となった。

ビューティ部門の化粧品は男性化粧品などが伸び、トイレタリーではハンドソープ、ヘアケアやオーラルケアなどが伸張した。その結果、売上高は1.0%増加し、166億9000万円だった。

ホーム部門の日用品は洗剤や家庭紙、ゴミ袋などが好調で、衣料品ではエコバッグなどが伸張した。バラエティ部門はペット関連商品などが伸張した。その結果、売上高は11.9%増加し、232億4400万円となった。

フード分の食品は加工食品、日配品などが伸び、酒類ではビール、酎ハイなどが伸張した。その結果、売上高は9.8%増加し、472億6900万円だった。

来期は売上高1208億円(9.3%増)、営業利益49億7600万円(0.0%)、経常利益53億600万円(0.0%)、親会社に帰属する当期純利益32億9000万円(0.0%)を見込んでいる。

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