オークワ/2月期増収増益、東海エリアのドミナント強化
2021年04月05日 10:10 / 決算
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オークワが4月5日に発表した2021年2月期決算によると、営業収益2792億1700万円(前年同期比5.2%増)、営業利益78億4500万円(127.5%増)、経常利益80億1500万円(113.4%増)、親会社に帰属する当期利益37億8600万円(165.0%増)となった。
前期よりスタートした「新中期経営計画」において、新たな成長戦略に挑戦し持続的な成長を実現するため「持続的成長発展につながるオークワブランドを確立し、地域社会へ貢献し続けるリージョナルチェーンを目指す」を中期スローガンとして掲げ、3つのR(Reborn:生まれ変わる、Real:現場最優先、Refresh:リフレッシュ)をキーワードに、新たな価値とサービスの創造、オークワブランディング計画の実現に向け本格的に始動した。
消費行動の制限を余儀なくされるなか、顧客ニーズを捉えた施策を実施し、積極的な商品開発と品揃えや商品力の差別化を図った。
2021年2月期の新規出店は、愛知県下13店舗目となる「豊橋ミラまち店」(愛知県豊橋市)を2月に、静岡県下2店舗目となる「スーパーセンター掛川店」(静岡県掛川市)を9月にオープンし、東海エリアのドミナントを強化した。3月には「名張西原店」(三重県名張市)を移転新築オープンしている。
既存店は、「プライスカット榛原福地店」(奈良県宇陀市)、「スーパーセンター富雄中町店」(奈良県奈良市)、「プライスカット天理北店」(奈良県天理市)、「スーパーセンター上富田店」(和歌山県西牟婁郡上富田町)、「メッサガーデンパーク和歌山店」(和歌山県和歌山市)、「スーパーセンター有田川店」(和歌山県有田郡有田川町)の改装をそれぞれ行った。
経営効率化のために「海南下津店」(和歌山県海南市)、「ミレニアシティ岩出店」(和歌山県岩出市)、「プライスカット度会店」(三重県度会郡度会町)、「プライスカット津半田店」(三重県津市)、「プライスカット有田店」(和歌山県有田市)、「プライスカット新通店」(和歌山県田辺市)、「オーシティ田辺店」(和歌山県田辺市)を閉鎖した。
次期は、営業収益2700億円(3.3%減)、営業利益48億円(38.8%減)、経常利益51億円(36.4%減)、親会社に帰属する当期利益20億円(47.2%減)を見込んでいる。
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