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クスリのアオキHD/5月期は95店舗出店し増収増益

2021年07月01日 10:50 / 決算

クスリのアオキHDが7月1日に発表した2021年5月期決算によると、売上高3058億8000万円(前年同期比1.9%増)、営業利益166億1900万円(1.6%増)、経常利益173億4400万円(3.1%増)、親会社に帰属する当期利益120億6200万円(2.9%減)となった。

グループでは、従業員のマスク着用の義務付けや店舗出入口への消毒用アルコールの常設、レジへの飛沫防止パーテーションの設置など感染予防対策の徹底によりお客が安心して来店できる店舗づくりに注力した。また、地域のかかりつけ薬局として調剤併設率の向上を図るとともに、生鮮食品などの品ぞろえを強化してお客の利便性の向上に努めた。

店舗の新設では、ドラッグストアを北信越に22店舗、東北に25店舗、関東に26店舗、東海に17店舗、関西に5店舗の合計95店舗の出店を行い、さらなるドミナント化を推進した。また、ドラッグストア併設調剤薬局を北信越に17薬局、東北に10薬局、関東に27薬局、東海に12薬局、関西に5薬局の合計71薬局を新規に開設した。

さらに、2020年6月30日付で、食品スーパーを展開するナルックス(石川県)を株式取得により子会社化し、同年10月21日付でフクヤ(京都府)を株式取得により子会社化した。ナルックスとフクヤの期末店舗数はドラッグストア3店舗、スーパーマーケット5店舗となっている。この結果、グループの店舗数は、ドラッグストア722店舗(うち調剤薬局併設360店舗)、調剤専門薬局6店舗、スーパーマーケット5店舗の合計733店舗となった。

次期は、売上高3380億円、営業利益163億円、経常利益169億円、親会社に帰属する当期利益114億円を見込んでいる。

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