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日本KFC/4~9月はファミリー対応商品など日常利用推進で増収増益

2021年11月11日 10:20 / 決算

日本KFCホールディングスが11月10日に発表した2022年3月期第2四半期決算によると、売上高481億900万円(前年同期比11.1%増)、営業利益40億1900万円(18.3%増)、経常利益46億900万円(59.8%増)、親会社に帰属する当期利益27億8800万円(74.0%増)となった。

引き続き、さらなる日常化の推進をテーマに掲げ、「オリジナルチキン」を中心とした定番商品の磨きこみやランチメニューの充実、あらゆる場面や時間帯でのニーズに合った商品・サービスの提供を推進した。

「オリジナルチキン」に加え、季節定番商品の「レッドホットチキン」、骨なしチキンの「にんにく醬油チキン」を展開したほか、お得感のあるパックメニューとして「お盆パック」「1000円パック」「いいトコどりパック」を発売し、ファミリー需要を支えた。また、ランチセットにも利用できるドリンクサイズアップ無料プロモーションを展開するなど、日常利用の拡大を進めた。

さらに、サンド商品を戦略商品と位置づけ、「ケンタッキーなら、サンドでしょ。」をキャッチコピーにボリューム感のある「ブラックホットサンド」や独特な食感のある「とろ~り月見サンド」を発売したほか、サイドメニューでは新たに「トロピカルレモネード」や「発酵バター入りビスケット」を数量限定で発売した。

そのほか、お客への日頃の感謝をこめたサービスとして「オリジナルチキン1ピース無料お試し券」を期間限定(9月6日~9月9日)で配布することで、期間中の来店客数増を達成するなど、顧客ニーズの掘り起こしにつなげることができた。引き続き、誰にも真似できないおいしさを基軸とした、お客の期待にこたえる商品やサービスを積極的に投入する。

店舗数は、第2四半期連結累計期間において17店舗(直営5店舗・フランチャイズ12店舗)を出店し、1147店舗となった。改装は、107店舗(直営18店舗・フランチャイズ89店舗)実施した。また、配達代行を含むデリバリーサービスの実施店舗は、501店舗となった。

通期は、売上高956億8800万円(6.7%増)、営業利益57億9300万円(8.8%減)、経常利益50億1200万円(8.8%減)、親会社に帰属する当期利益28億3100万円(0.9%増)を見込んでいる。

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