日本KFC/4~12月はクリスマス好調などで増収増益
2022年02月14日 10:30 / 決算
日本KFCホールディングスが2月10日に発表した2022年3月期第3四半期決算によると、売上高747億900万円(前年同期比9.1%増)、営業利益58億2600万円(1.4%増)、経常利益63億7700万円(36.0%増)、親会社に帰属する当期利益37億6000万円(53.2%増)となった。
さらなる日常化の推進をテーマに掲げ、「オリジナルチキン」を中心とした定番商品の磨きこみやランチメニューの充実、あらゆる場面や時間帯でのニーズに合った商品・サービスの提供を推進した。お得感のあるパックメニューとして「シェアBOX」「1000円パック」を発売し、ファミリー需要を支えた。
さらに、サンド商品を戦略商品と位置づけ、「ケンタッキーなら、サンドでしょ。」をキャッチコピーに「チキンフィレ&メンチカツサンド」を発売したほか、新作ツイスターとしては、「スパイシータコスツイスター」を、サイドメニューでは「スイートポテトパイ」「チキンクリームポットパイ」を季節限定で発売した。
また、12月20日から12月26日までの7日間は、2021年KFC「クリスマスキャンペーン」を実施した。安全・安心な「ケンタッキークリスマス」を届けるため、事前予約の促進や商品の受取期間を拡大して三密の回避に努め、定番のパーティバーレルを中心に、五穀味鶏を使用したプレミアムシリーズなど、KFCこだわりのクリスマスメニューを提供した。その結果、期間中のチェーン売上高は72億円となった。
店舗数は、37店舗(直営9店舗・フランチャイズ28店舗)を出店し、1162店舗となった。改装は、158店舗(直営33店舗・フランチャイズ125店舗)で実施した。また、配達代行を含むデリバリーサービスの実施店舗は、560店舗となった。
通期は、売上高970億円(8.2%増)、営業利益58億円(8.7%減)、経常利益63億円(14.6%増)、親会社に帰属する当期利益43億円(53.3%増)を見込んでいる。
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