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ベルーナ/4~9月、アパレル・雑貨事業苦戦などで減収減益

2022年11月02日 10:40 / 決算

ベルーナが10月31日に発表した2023年3月期第2四半期決算によると、売上高987億7900万円(前年同期比6.6%減)、営業利益36億8900万円(22.4%減)、経常利益46億7100万円(8.4%減)、親会社に帰属する当期利益28億4900万円(11.2%減)となった。

<ベルーナ>
ベルーナ

アパレル・雑貨事業は、通販は新型コロナウイルス感染拡大の影響が一巡し、既存顧客のレスポンスの鈍化傾向が継続する一方で、広告宣伝費を抑制し、収益性確保を優先した事業運営を行った。アパレル店舗においては、新型コロナウイルス感染拡大の影響が弱まり、来店顧客数が回復傾向となった。この結果、売上高は425億100万円(9.7%減)となり、セグメント損失は3300万円(前期は5億2500万円のセグメント損失)となった。

化粧品健康食品事業では、化粧品販売事業は、台湾における新型コロナウイルス感染拡大の影響による苦戦及び国内におけるネット広告規制による新規顧客獲得の苦戦により、減収となった。健康食品通販事業は、新規顧客獲得を強化した一方で既存顧客の売上が減少し、減収となった。この結果、売上高は74億1100万円(8.9%減)となり、セグメント利益は5億9300万円(50.3%減)となった。

グルメ事業では、新型コロナウイルス感染拡大の影響が一巡し、既存顧客のレスポンスの鈍化傾向が継続する一方で、食品事業においてネット広告等による新規顧客獲得を強化し、広告宣伝費が増加した。この結果、売上高は127億700万円(6.7%増)となり、セグメント利益は2億1900万円(59.3%減)となった。

ナース関連事業は、第1四半期においてTVCM等の積極的な広告宣伝を行った一方で、新型コロナウイルス感染拡大の影響が一巡し、前年同時期に特需のあったマスクやパルスオキシメーター等の医療雑貨・消耗品需要が縮小した。この結果、売上高は75億9100万円(13.4%減)となり、セグメント利益は1億7400万円(77.4%減)となった。

通期は、売上高2150億円(2.3%減)、営業利益140億円(1.2%増)、経常利益150億円(3.2%増)、親会社に帰属する当期利益100億円(2.0%減)を見込んでいる。

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