日本調剤/4~9月は電子処方せん対応推進などで増収増益
2022年11月02日 10:40 / 決算
日本調剤が10月31日に発表した2023年3月期第2四半期決算によると、売上高1523億3100万円(前年同期比4.2%増)、営業利益28億1300万円(16.4%増)、経常利益28億4900万円(12.7%増)、親会社に帰属する当期利益16億700万円(19.9%増)となった。
調剤薬局事業においては、4月のオンライン服薬指導にかかる規制緩和及び2023年1月から運用が開始される電子処方せんへの対応を推し進めており、登録会員数120万人を突破した電子お薬手帳「お薬手帳プラス」を中心に、日本調剤オンライン薬局サービス「NiCOMS」やオンライン診療検索サービス「NiCOナビ」など、今後拡大が期待される一気通貫のオンライン医療の提供体制を全国で整えた。
医薬品製造販売事業では、ジェネリック医薬品の品質管理と安定供給を最優先しつつ、研究開発投資による新規薬価収載品を含む自社製造品目の拡大及び生産性の向上に取り組んだ。安定供給に向けては、業界全体の供給不安や昨年の西日本物流センターの火災の影響等により、多くの販売品目について出荷調整を行ってきたが、安定供給体制が整った製品から順次通常出荷に戻しつつある。2022年5月以降100品目を超える出荷調整解除を実現しており、引き続き供給責任を果たすべく取り組みを進める。
医療従事者派遣・紹介事業は、医師紹介事業における新型コロナワクチン接種関連需要が一段落した一方、新型コロナウイルス感染症の影響により減少していた主力である薬剤師の派遣・紹介事業が回復傾向にある。
通期は、売上高3214億円(7.4%増)、営業利益85億円(29.0%増)、経常利益84億円(24.1%増)、親会社に帰属する当期利益44億円(18.7%増)を見込んでいる。
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