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ベルク/3~5月、ポイント販促やチラシ強化で増収増益

2023年07月10日 11:00 / 決算

ベルクが7月10日に発表した2024年2月期第1四半期決算によると、営業収益829億1200万円(前年同期比12.0%増)、営業利益42億400万円(40.8%増)、経常利益44億5700万円(42.8%増)、親会社に帰属する当期利益30億700万円(44.7%増)となった。

<ベルク>

販売政策では、ポイントカード販促やチラシ価格の強化、SNSを利用したおすすめ情報の発信を行い、幅広い層の来店動機を高めた。加えて4月には売上3000億円を達成した記念として、豪華景品が当たる大型のキャンペーンを実施した。ネットスーパー「ベルクお届けパック」、お客のレジ待ちを解消しスマートな買い物ができるサービス「スマベルク」は導入店舗を継続して拡大し、利便性向上を図った。また、移動スーパー「とくし丸」も拡大展開を続け、高齢者等に対する買物支援の取り組みを進めた。

商品政策では、自社ブランド「くらしにベルク kurabelc(クラベルク)」を含めた自社開発商品の取扱いをさらに拡大し、毎日の暮らしにうれしい商品を求めやすい価格で順次、発売した。店舗運営では、最大の特長である標準化された企業体制を基盤にLSP(作業割当システム)を深化させ、適正な人員配置、省力器具の活用、従来作業等の見直しや改善による効率的なチェーンオペレーションを推進した。

店舗投資では、新店を1店舗、2023年5月に東京都八王子市に「フォルテ八王子店」を新規出店した。また、既存店2店舗の改装を実施し、惣菜及び簡便商品の拡充、快適な買い物空間を提供するための設備の更新を行った。なお、2023年5月末現在の店舗数は134店舗だった。

通期は、営業収益3273億8100万円(5.3%増)、営業利益136億7700万円(2.4%減)、経常利益138億800万円(3.4%減)、親会社に帰属する当期利益92億3100万円(4.0%減)を見込んでいる。

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