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ウエルシアHD/3~5月、調剤併設店増加も水道光熱費増加で増収減益

2023年07月10日 11:00 / 決算

ウエルシアホールディングスが7月10日に発表した2024年2月期第1四半期決算によると、売上高2982億6700万円(前年同期比11.4%増)、営業利益73億8100万円(4.3%減)、経常利益85億2400万円(18.8%減)、親会社に帰属する当期利益51億2600万円(18.9%減)となった。

<ウエルシアのPB>

グループは、お客のニーズに対応する商品販売、サービスの提供に努め、物販部門においては、検査キットやマスクなどの新型コロナウイルス感染症により伸長した商品の反動減はあったものの、外出需要の増加を背景に既存店売上は堅調に推移した。調剤部門は、調剤併設店舗数の増加(第1四半期末現在2,044店舗)により、処方箋受付枚数が増加した。さらに商品開発については、プライベートブランドの開発に引き続き注力し、「からだウエルシア」「くらしウエルシア」の拡売に努めた。

また、2023年3月に「WAON POINT」サービスの導入を開始し、従来から導入しているTポイントカードとWAON POINTカードが併用できるようにするなど、集客施策を強化した。販売費及び一般管理費については、燃料価格の高騰を受けて水道光熱費が大幅に増加したが、店舗のエネルギー消費低減に向けた取組や、自働発注の推進等による店舗業務の効率化により適正化に努めた。

出店と閉店では、グループ全体で38店舗の出店と10店舗の閉店を実施し、第1四半期末のグループの店舗数は2791店舗となった。

通期は、売上高1兆2300億円(7.5%増)、営業利益480億円(5.2%増)、経常利益525億円(0.7%増)、親会社に帰属する当期利益280億円(3.6%増)を見込んでいる。

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