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アクシアルリテイリング/4~6月、コストカットなど奏功し営業利益17%増

2023年08月01日 14:18 / 決算

アクシアルリテイリングが8月1日に発表した2024年3月期第1四半期決算によると、売上高637億8500万円(前年同期比4.8%増)、営業利益28億2300万円(17.0%増)、経常利益28億8800万円(11.8%増)、親会社に帰属する当期利益19億4900万円(12.4%増)となった。

新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、人流が正常な状態に向かいつつあるが、物価高が進んでいることで、景気拡張の局面には転じがたい状態になっているという。

売上高については、人流回復や商品販売価格改定が進んだことに加え、一部生活必需品の価格を据え置いた政策が顧客からの評価を得たため、前年同期に比べ増加。営業利益については、売上高の伸長に加え、前連結会計年度より取り組んでいる利益確保及びコストカット施策が効果を発揮している。

出退店0。改装については、4月に原信紫竹山店(新潟市中央区)、フレッセイ新保店(群馬県高崎市)で実施した。

通期は、人流回復や商品販売価格改定が進んだことに加え、一部生活必需品の価格を据え置いた政策が顧客から評価を得たため、売上高が当初の業績予想数値を上回る見込みとなった。各利益についても、売上高の伸長に加え、前連結会計年度より取り組んでいる利益確保及びコストカット施策が効果を発揮したため、これらの業績予想を上方修正するという。

売上高は70億円増の2630億円(3.2%増)、営業利益は20億円増の109億円(4.4%増)、経常利益は20億円増の110億円(0.5%増)、親会社に帰属する当期利益は10億円増の70億円(10.1%増)を見込んでいる。

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