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三菱食品／4～6月増収増益、業務用・コンビニ向けが好調

2023年08月04日 15:33 ／ 決算

三菱食品が8月4日に発表した2024年3月期第1四半期決算によると、売上高5101億8700万円（前年同期比4.3％増）、営業利益58億4400万円（44.7％増）、経常利益65億7300万円（38.4％増）、親会社に帰属する当期利益45億5800万円（39.3％増）となった。

三菱食品

売上高は、本格的な人流回復によって業務用取引、コンビニエンスストアを中心に取引が伸び、増収を計上した。

利益面では、取引増加や採算管理強化による利益率の改善で増益となっている。

加工食品事業の売上高は1631億600万円（1.0％増）、営業利益は14億2600万円（52.0％増）。

売上高は、コンビニエンスストア、ディスカウントストアとの取引が堅調に推移したことにより、増加。利益面は、取引の見直しに伴う採算性の向上により好調となっている。

低温食品事業の売上高は1505億7200万円（6.4％増）、営業利益は36億1500万円（37.1％増）。

売上高は、スーパーマーケット、コンビニエンスストアとの取引が伸長したことに加え、業務用商材の復調により増加した。利益面は、売上高増加、採算性の向上で前年同期を上回った。

酒類事業の売上高は1246億300万円(前年同期比3.1％増）、営業利益は5億8300万円（前年同期比28.5％増）。

売上高は、業務用商材の復調に加え、ドラッグストア等との取引伸長により、好調に推移。利益面は、品種別構成比の変化に伴い利益率が向上し増益だった。

菓子事業の売上高は719億500万円（9.9％増）、営業利益は5億9000万円（54.9％増）。

通期は、売上高2兆200億円（1.2％増）、営業利益243億円（3.7％増）、経常利益260億円（3.2％増）、親会社に帰属する当期利益175億円（2.2％増）を見込んでいる。

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