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日本マクドナルドHD/1~6月、既存店好調・価格改定やコスト削減で増収増益

2023年08月10日 12:30 / 決算

日本マクドナルドホールディングスが8月10日に発表した2023年12月期第2四半期決算によると、売上高1824億6000万円(前年同期比8.5%増)、営業利益180億1100万円(3.0%増)、経常利益179億8000万円(3.8%増)、親会社に帰属する当期利益113億7000万円(3.2%増)となった。

<マクドナルド>

これまで同様お客の声を聞き、店舗の衛生管理の徹底、QSCと利便性の向上を通じてお客の店舗体験の向上に努めた。また、様々なメニュー戦略やマーケティング活動、人材の採用と育成への投資などを強化した結果、既存店売上高は2015年第4四半期から2023年第2四半期まで31四半期連続でプラスとなった。

一方で、円安や原材料価格の高騰、エネルギーコストや人件費、物流費の上昇など、ビジネス環境としては前年度から引き続き厳しい状況が継続した。一部商品の店頭価格改定に加え、グローバル規模の原材料調達や、より効率的な物流網の構築といったコスト管理、為替ヘッジや経費削減の取り組み、マーケティング活動をより効率的に強化するなど最大限の企業努力を行った結果、売上増による利益改善効果が寄与し、利益面では対前年で増益となった

通期は、売上高3740億円(6.2%増)、営業利益350億円(3.5%増)、経常利益335億円(2.1%増)、親会社に帰属する当期利益210億円(5.3%増)を見込んでいる。

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