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ツルハHD/6~8月は予算と実績の分析機能強化などで増収増益

2023年09月20日 10:20 / 決算

ツルハホールディングスが9月20日に発表した2024年5月期第1四半期決算によると、売上高2598億2700万円(前年同期比6.8%増)、営業利益141億300万円(5.9%増)、経常利益142億円(6.3%増)、親会社に帰属する当期利益82億6900万円(10.2%増)となった。

<ツルハドラッグ>

グループでは新中期経営計画の達成に向け、店舗戦略では出店精度の向上・改装推進、調剤戦略では併設店の拡大・オンラインを活用した処方箋枚数の確保、PB(プライベートブランド)戦略では新規商品の開発と既存商品の販売促進による売上構成比のアップ、DX戦略では自社決済サービスの導入・顧客データの販促活用・ITシステム開発などに取り組んだ。また、業績管理面では予実分析機能の強化を通じた収益性改善・販売管理費の低減を行った。

店舗展開では、既存エリアのさらなるドミナント強化を図るとともに競争力強化のため不採算店舗の改廃を進め、期首より30店舗の新規出店と1店舗の事業譲受、32店舗の閉店を実施した。この結果、期末のグループ店舗数は直営店で2588店舗となった。なお、タイ国内のグループ店舗は、1店舗の閉店を実施し、同国内における店舗数は8月15日現在で17店舗となった。

通期は、売上高1兆330億円(6.5%増)、営業利益472億円(3.6%増)、経常利益473億8700万円(3.7%増)、親会社に帰属する当期利益258億9800万円(2.5%増)を見込んでいる。

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