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コメ兵HD/4~9月、仕入好調・売上高増加で増収増益

2023年11月16日 10:20 / 決算

コメ兵ホールディングスが11月14日に発表した2024年3月期第2四半期決算によると、売上高527億6400万円(前年同期比34.5%増)、営業利益32億1000万円(84.1%増)、経常利益32億7100万円(91.4%増)、親会社に帰属する当期利益21億3700万円(95.8%増)となった。

<コメ兵ホールディングス>

ブランド・ファッション事業は、国内のグループ会社は、コメ兵で商品編集型の販売店舗であるand RELAY BY KOMEHYOの出店に加え、買取専門店を17店舗、K-ブランドオフで買取専門店(FC加盟店舗)を5店舗出店した。

また、海外のグループ会社では、販売店舗をBRAND OFF LIMITED(香港)で1店舗、名流國際名品股份有限公司(台湾)で1店舗を出店した。さらに、KOMEHYO SINGAPORE PTE. LTD.(シンガポール)では1拠点で買取りを開始した。

中古品仕入高は、コメ兵では「安心できる“いつもの”“近くの”場所での買取」をコンセプトに、商材確保のためのイベント買取や買取専門店の新規出店を積極的に行ったことに加え、プロモーション強化やキャンペーンにより既存店の強化を図った。また、小売店舗の品ぞろえを充実させるために、個人買取では人気商品を中心に踏み込んだ買取価格を提示して買切り、法人仕入れも積極的に活用した。

販売では、コメ兵のコンタクトセンターによる利便性の向上、訪日外国人を含めた来店者数の増加に対応するための店舗在庫の充実、お客との関係性を深める施策及び国内外の複数店舗でブランドオフ屋号の小売店舗の改装を積極的に実施した。

また、個人買取が好調に推移したことにより、小売り向け商品を充実させたうえで法人販売を強化するとともに、KOMEHYOオークションとK-ブランドオフそれぞれが運営する法人向けオークションを強化した。

営業利益は、仕入れが好調に推移したことで小売売上高が順調に推移し、さらに法人販売を強化したことにより大幅に売上高が増加し、売上総利益が増加したことに加え、販売費及び一般管理費は計画通りにコントロールできたことが奏功した。

通期は、売上高1060億円(23.1%増)、営業利益72億円(39.3%増)、経常利益72億3000万円(33.7%増)、親会社に帰属する当期利益48億2000万円(30.0%増)を見込んでいる。

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